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兎ノ森とツクラレシ花 Usagino-Mori’s Diary

小企業勤めの小市民のちみっちいココロとノウで書いてみます(仮)

橋下徹氏の軽率さは笑うに笑えない状態をつくる。

本当は笑ってしまったが、結果は笑えない。

橋下徹vs在特会・桜井誠 【全】10/20

橋下大阪市長と在特会会長が「罵り合い」10分間の不毛なバトル(全文書き起こし)|弁護士ドットコムニュース

 

【ヘイトスピーチ】橋下徹・大阪市長vs桜井誠・在特会会長「意見交換」(2014・10・20、大阪市役所) - Togetterまとめ

 

【橋下市長VS在特会】面談詳報(上)「お前それでも男かよ!」「座れ、勘違いすんなよ」 至近距離で一触即発に  (1/3ページ) - 産経WEST

【橋下市長VS在特会】面談詳報(中)「地方の首長ごときが…」「お前みたいな差別主義者」 “敵意”むき出しの応酬続く (1/3ページ) - 産経WEST

【橋下市長VS在特会】面談詳報(下)「帰れ!」「ここは市役所。お前が帰れ!」面談はわずか10分弱で打ち切られる(1/3ページ) - 産経WEST

 

まあ、橋下徹氏が公開面談するときはいつもこうだ。

 高 史明(TAKA, Fumiaki)さんはTwitterを使っています: "橋下は普通の人が"さすがにこれ以上他人に対して礼儀を失することはできない"と考えるラインを踏み超えることで相手よりも優位である

橋下話法に対して素晴らしい見解である。

いつもの通り挑発し、全うに会話しようとする人間が唖然とし、勝利宣言する。高校生(だったけか?)の時もそうだったのでそうしたかったのだろう。

まあ、在特会桜井誠氏も面談前に「おれはお前ら呼んでいない」とこの「極左」だのこの方の判断基準は「在日」か「極左」か「自分とそのフォロアー」しかないのだろうともはやチンピラとしか思えない発言を繰り返していてどっちもどっちのような気がしてはいた呆。

妖狐×僕SSで全てを「SかMか」で判断した青鬼院蜻蛉かお前は!と突っ込んでしまいそうだったし。

ヘイトスピーチ在日コリアンへの攻撃を「朝鮮人への批判」という言葉ですり替え「表現の自由」とかのたまわっているところはあきれてものも言えない。

橋下徹氏と在特会の面談については「茶番だった」としかいいようがないし、本来「在特会の主張を大阪市は容認しない。ヘイトスピーチに対してはきちんと対応していく。その根拠はコレで」というようなことをするべきだったのにもかかわらず、行わなかった。大阪市長としての責務を果たさず一体何をしているのかという意味でも、在特会の主張の否定すらせずに茶番にした橋下徹氏の責任は十分に重い。

 

橋下徹氏の主張によるとこれは狙いだったらしい。

「在特会の宣伝に使われないようにした」 橋下市長、荒れた面談の“狙い”を説明 - 産経WEST

橋下氏は21日、記者団の取材に「あのような場で論理的に意見交換して解決するなんてあり得ない」と述べ、応対や打ち切り方を考えていたとした。一方、在特会が批判する在日韓国・朝鮮人らを対象にした特別永住者制度については「特別扱いすることはかえって差別を生む」と問題があるとの認識を示した。その上で、ほかの外国人と同じ制度に一本化する必要があるとの考えを明らかにした。また、これまで表現の自由の観点からヘイトスピーチ規制には否定的だったが、この日は「表現の自由憲法で保障されているといっても、一定の制約を課さざるを得ない」との認識を示した。

橋下徹氏は「あのような場で論理的に意見交換して解決するなんてあり得ない」と思っていても在特会側にこう主張するべきであった。

「どんな主張であっても、ヘイトスピーチ在日コリアンへの攻撃は一切許されない。ヘイトスピーチ在日コリアンに対する攻撃することで通される主張は一切ない」

 そういうことができなかった橋下徹氏の完敗である。

さらに何を思ったのか橋下徹氏面談後結果全く思いもしなかったことを言い出す。

橋下氏「特別永住資格の見直し必要」 憎悪表現対応で:朝日新聞デジタル

在日韓国・朝鮮人らに認められている特別永住資格について「どこかの時点で、通常の外国人と同じような永住者制度に一本化していくことが必要になる」と述べ、維新として見直しを検討していく考えを示した。理由について「特別扱いは差別を生む」とし、在日韓国・朝鮮人への攻撃を抑える狙いもあると説明した。

中略

特別永住資格は終戦前に日本に居住し、日本国籍を持っていた在日韓国・朝鮮人や子孫らに対して認められている。再入国の審査で顔写真撮影が省かれるなど「一般永住資格」とは違った対応を受ける

「今後は僕を攻撃すればいい」と橋下市長 ヘイトスピーチ問題で面談の在特会に - 産経WEST

在特会側は在日韓国・朝鮮人らを対象にした特別永住者制度を問題視。橋下氏はこの日、「特別扱いすることはかえって差別を生む」と制度には問題があるとの認識を示し、ほかの外国人と同様に制度を一本化していく必要があるとの考えを明らかにした。

これでは在特会の「特別永住者資格制度は特権」ということに橋下徹氏自らお墨付きを与えてしまったことにならないか。そもそも在特会在日コリアンに対して差別的であるから特別に見えているだけに過ぎない。

在特会側の主張はこうだ。

 平和条約国籍離脱者等入管特例法」によって認められた資格である。もちろん、他の外国人にはこのような資格は与えられておらず、在日韓国人朝鮮人を対象に与えられた特権といえる。紛れもない外国人でありながら、日本人とほぼ変わらぬ生活が保障されている。

しかし安田浩一氏の批判にもあるようにそもそも在留資格であり権利ではない。

しかもなぜ特別永住資格というものができたのか経緯を全く理解していない。

協定永住では2代目までの永住資格をあたえられていなかったから3代目以降の永住者資格が認められになった上に、協定永住では韓国籍しか選択できなかったが朝鮮籍にも永住資格が付与できるようになったというものである。

1952年のサンフランシスコ講和条約発効により、かつて日本国籍を有していた在日コリアンは記号としての「朝鮮籍」となり、無国籍状態となった。1965年に日本は韓国と国交を樹立し、韓国籍を選択した人は本人の申請によって2代目まで永住資格を与える、「協定永住資格」を設けた。さらに1991年入管特例法が施行され、3代目以降の永住許可が認められると同時に、韓国籍のみならず朝鮮籍にも永住資格が付与されるようになったが、これが「特別永住資格」である。「権利」ではなく、「資格」なのである。 

 在日コリアンKEYワード‐キーワード‐「在日特権」

橋下徹氏の面談後の会見は「在特会ヘイトスピーチをやめれば、特別永住資格は特権と認めこれを見直す」ということだ。しかもそれが在日コリアンに対する攻撃を防ぐためですとか頭が悪すぎるだろう。

これは在特会側の主張を認めたことになる。

もし在特会側が「特別永住資格をやめたらヘイトスピーチ在日コリアンに対する攻撃をやめる」と主張したら橋下徹氏は「特別永住資格をなくすことは在日コリアンのためです」とおしすすめるのだろうか。

それはヘイトスピーチ在日コリアンの攻撃をすることによって在特会側が自らの主張を国政政党の代表に通すことができた成功例になってしまうだろう。

それは在特会側にとってはまさに狙い通りであったというしかない。

大事なことなどで二度いう。

在特会ヘイトスピーチ在日コリアンへの攻撃をすることにより橋下徹氏への面談を勝ち取り、さらには譲歩まで引き出した。

そういう橋下徹氏の軽率さが本当に笑うに笑えない。