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兎ノ森とツクラレシ花 Usagino-Mori’s Diary

小企業勤めの小市民のちみっちいココロとノウで書いてみます(仮)

クマラスワミ報告書反論文書という名の黒歴史文書③

ようやく第3章を締めくくれる。

そしてキマシタ。

4.その結果、本件付属文書の記述は、一面的、かつmisleadingである。

(1)いわゆる従軍慰安婦の問題は極めて複雑である。その実態は、地域に

 よっても千差万別であるとともに、歴史的に見てもかなりの変遷が

 ある。また、既に50年、60年が経過していることによる事実認識の

 困難さもある。

 (2)ところが、特別報告者は、上記のような問題の複雑性は顧慮せず、

 何冊かの刊行物その他極めて限定された資料と、若干の「証言」に

 安易に依拠しつつ、それらを一面的に 一般化して、あたかも本件付属

 文書に記述されていることが、すべて真実であるかのような誤った印象を与えるようなものである。

 黒歴史反論文書の「第3章 事実面に関する反論」を締めくくる4.にふさわしいオープニングであり、黒歴史文書史上に残るべき、残念すぎる黒歴史名文である。

日本政府の反論文書がなぜ問題なのかということを語っていただいている上に、すべて物語っている上に「慰安婦問題否定論者」や「偽史信奉者」の「慰安婦問題本」のよくやるやつに対する痛烈な批判であろう。誰に向かっての攻撃だ(笑)

しかもサービス満載の「たとえば」によって例示されるこの事実

(3)たとえば、1944年に米国陸軍戦時情報局心理作戦班がビルマにおいて

 19歳から31歳の朝鮮慰安婦20名を尋問した結果を記録した「心理チー

 ム報告書№49」の中には、また別の慰安婦像が示されていることが

 示されていることも事実である

いやいやいや素晴らしい「たとえば」による「事実の例示である」

それってこれのことでしょう。


心理作戦班日本人捕虜尋問報告(Japanese Prisoner of War Interrogation Report)四九号 - 誰かの妄想・はてな版


「日本人捕虜尋問報告 第四九号」ビルマ、1944年10月1日 - 15年戦争史

そう日本政府の黒歴史文書が自信満々に言い出した(3)の「たとえば」の直後

1944年に米国陸軍戦時情報局心理作戦班がビルマにおいて19歳から31歳の朝鮮慰安婦20名を尋問した結果を記録した

 これですよ。これはこれを訳して語っているんでしょうけど、

This report is based on the information obtained from the interrogation of twenty Korean "comfort girls" and two Japanese civilians captured around the tenth of August, 1944 in the mopping up operations after the fall of Myitkyin a in Burma.

Prisoners: 20 Korean Comfort Girls」見つけて、有頂天になってその直後のtwenty Korean "comfort girls" and two Japanese civilians capture見落としてしまっとる。もしくはトリミングしている。内容云々以前の問題として尋問対象者をmisleadingさせる間違いを記述してどうする。

そして(3)はこう締めくくられる。

特別報告者たる者は、多様な事情を虚心に分析して、バランスのとれた判断を行わなければならない。本件付属文書のごとき偏見に基づく一般化は、歴史の歪曲に等しい。

 これあかんやつだ。

見ているこっちの心まで痛くなってしまった。

反論文書が「黒歴史文書」というのはこういうところである。

つまりあとから読んでみてあまりのイタさ

恥かし、恥かし、恥かし、恥かしともだえ苦しみ、

封印!の旅に出てしまいそうなところである。

ちなみに、産経新聞や正論、テキサス親父や阿比留記者、古森記者などは同じような手法でつまりは何が書かれているかということを最後まで確認せず、トリミングか読み飛ばしか見落としかは知らんが、ある文章の部分を切り出し、それを貼り出して「これが歴史の真実だ」!的などや顔で「だから慰安婦問題はうんぬん」と語りだす。なんという黒歴史テンプレ、なんという様式醜。

彼らは封印の旅に出ず、どこか別の世界に旅立っているようですが。

そういう方々にわれらが黒歴史文書は素晴らしきオチと訓示を用意してくださっています。よく心にしてほしいと思う。

第3章の4.オープニングのお言葉である

いわゆる従軍慰安婦の問題は極めて複雑である。その実態は、地域に

よっても千差万別であるとともに、歴史的に見てもかなりの変遷が

ある。また、既に50年、60年が経過していることによる事実認識の

困難さもある。

 上記のような問題の複雑性は顧慮せず、何冊かの刊行物その他極めて限定された資料と、若干の「証言」に安易に依拠しつつ、それらを一面的に 一般化して、あたかも本件付属文書に記述されていることが、すべて真実であるかのような誤った印象を与えるようなものである。

 であり、

多様な事情を虚心に分析して、バランスのとれた判断を行わなければならない。本件付属文書のごとき偏見に基づく一般化は、歴史の歪曲に等しい。

という訓示であろう。まさに 黒歴史反論文書の「第3章 事実面に関する反論」を締めくくる4.にふさわしいオープニングであり、黒歴史文書史上に残るべき、残念すぎる黒歴史名文であり、ありがたいお言葉でしょう。

それに比べれば

5.ところで特別報告者は、いわゆる従軍慰安婦問題についての日本政府

  の調査結果に対し、十分な注意を払うべきであった。 

といいながらも

日本政府の調査の存在については特別報告者も若干言及しているが(パラ129)、日本政府の調査結果を特別報告者がどうのように評価しておられるのかについて、残念ながら明らかにされていない。

という

はいっ日本政府のチラ見ツンデレいただきましたー!

のである。ちなみに日本政府の「チラ見ツンデレ」に関していうと、日本政府の調査については「日本政府めんどくさっ!」が感想である。

それは以前のエントリ

クマラスワミ報告書反論文書という名の黒歴史文書① - 兎ノ森とツクラレシ花 Usagino-Mori’s Diary

においても紹介させていただいた。

是非クマラスワミ報告書とご自身の黒歴史反論文書を読んでいただき、デレていただきたいものである思うがはどうであろうか。

その④

クマラスワミ氏のいう事実は嘘です。クマラスワミ氏は日本を批判したかっただけの人。だって日本政府の調査結果をそのまま発表しなかったからの結論

(1)以上のとおり、本件黒歴史反論文書いおいて記述されている事実関係は信頼するに足らないものであり、これを前提とした日本政府の立論は「黒歴史反論文書」として十分に成り立ち、黒歴史反論文書特別報告者として「まともな反論文書」として受け入れる余地はない。

6.(1)以上のとおり、本件付属文書において記述されている事実関係は信頼するに足らないものであり、これを前提とした特別報告者の立論を、日本政府として受け入れる余地はない。

(2)なお、黒歴史反論文書特別報告者としては、本件日本政府が、50年ないし60年以上も前の問題について責任ある調査を行う立場であるにもかかわらず、まともに報告書を読まず、また一体何の調査をしたのかさっぱりわからない「たとえば」における事実の提示などや、「僕の報告書読んでないー」と言い張る謎のツンデレ加減など、「責任ある調査を行う立場」が調査した結果として、いかなる意図をもって本件反論文書を提出したのか、そもそもの合理性に対し、強い疑問とと激しい様々なツッコミを覚えるものである。

(2)なお、日本政府としては、本件特別特別報告者が、50年ないし60年

以上も前の問題について責任ある調査を行うことができなかったにもかかわらず、いかなる意図をもって本件付属文書を提出したのか、そもそもの合理性に対し、強い疑問を覚えるものである。

(3)黒歴史反論文書特別報告者は、日本政府がこのように無責任かつ不適当な反論文書を国連人権委員会に提出したことを遺憾に思うとともに、日本政府の黒歴史反論文書の取り扱い方によっては、日本政府のそのものに対する国際社会の信頼を損なう結果となることを深く憂慮するものである。

(3)日本政府は、本件特別報告者がこのように無責任かつ不適当な本件付属文書を国連人権委員会に提出したことを遺憾に思うとともに、人権委員会の本件付属文書の取り扱い方によっては、特別報告者制度一般ひいては人権委員会そのものに対する国際社会の信頼を損なう結果となることを深く憂慮するものである。 

日本人捕虜尋問報告49号についてはscopedog様、MARC73様の記事を参考にさせていただきました。駄文使いよりお礼申し上げさせていただきます。

次は第4章法律面に対する反論なのですが、そこに描かれた日本政府にさすがに引いてしまった駄文使いの溜息を書いていきたいと思います。

えーと

続く?